計算表|YouTubeプレミアムに加入すべき1日の視聴回数は?

コラム

休日のほとんどのスキマ時間をYouTubeに費やしている私です。音楽再生から、面白い動画、役立つ動画等、無限のコンテンツを提供してくれる最強のプラットフォームと言って過言でないと思います。

しかし、動画再生に必ずついてくるようになった「広告」にうんざりしている人もいるのでは無いでしょうか。

私も楽○モバイルの広告が連続で再生された時は、うんざりを通り越しYouTubeアプリを落としました。

無限の娯楽を提供してくれるYouTubeの動画にへばりつく広告。それを引き剥がしてくれるのが『YouTubeプレミアム』という有料サービスです。しかし、有料会員になることが『本当に自分にとってその価値があるか』疑問になると思います。

そこで今回は、YouTubeプレミアムに加入するべきかどうかを計算する『YouTubeプレミアム計算表』を作成したため、ご紹介します。

まず、YouTubeプレミアムとはなにか。

YouTubeプレミアムとはざっくりいうと「YouTubeの広告をオフにするための有料サービス」です。他にも、バックグラウンド再生ができるようになったり、動画を一時保存してオフラインでも視聴可能にできたり、YouTubeMusicのプレミアム機能を使用したりすることができるようになります。

何と言ってもYouTubeプレミアムの目玉は、広告オフの機能でしょう。最近増えてきた飛ばせない強制15秒のCMもOFFにできます。強い。

それだけでも十分なのに、バックグラウンド再生や一時保存、YouTubeMusicもプレミアム仕様で利用できるようになるなど、魅力満載のサービスとなっています。

……しかし、他のサブスクリプションサービスと比較して、私の周りで加入している方は圧倒的に少ないです。それはなぜでしょうか。

サブスクリプションサービスの「価値」は一見分かりづらい。

サブスクリプションサービスの価値は「とても分かりづらい」と考えています。自分にとって、本当に価値があるか、それを検討するものさし(指標)が無いため、理解して落とし込む(結果、サービスに加入する)までに時間がかかるものだと思います。

YouTubeプレミアムはさらにそれが難しいと思います。

例えば、Netflixやアマゾンプライム等は「加入すればサービスを利用できる(便利になる)」といった付加価値がわかりやすく提示されています。

一方YouTubeプレミアムは「加入すれば広告がなくなる」という無駄な時間を削減できるいわば「コストを下げるサービス」であるからです。結果、「広告、がまんすればいいや」という思考が先にはじき出されるため、サービス加入にまで至らないのかもしれません。

使用するとその価値に気づくことができる。

しかし、実際に使用してみるとその価値に気づくことができます。GooglePixel購入時、半年間の無料トライアルでYouTubeプレミアムをお試ししたのですが、これがまあ、便利。

広告が一切なくなり、快適な視聴を約束されました。YouTubeMusicによって、どんな音楽もバックグラウンドで再生できるようになり、無駄な通信を削減できました。あぁ、強い。

しかし、月額1,180円を払い続けられるか……?という疑問の前に立った私は、解約に進みました。ありがとうYouTubeプレミアム……。でも本当に解約が正解だったのかは疑問です。

もしかしたら、自分にとって、YouTubeプレミアムは必要な存在だったのかもしれない。

一度出した「解約」という結論を再考することにしました。

ざっくり計算するために、なんとなくのイメージを固める。

YouTubeプレミアムが自分にとって本当に価値があるものなのかを計算していこうと思います。なんとなくのイメージを固めるために、「結論」と「素材」を出していくことにしました。

【結論】広告の視聴時間が、自分の時給を上回る場合、加入するべき。

結論はこうです。もし、動画内で広告を視聴している時間が自分の働いている時給を上回る場合は、加入したほうがよいという結論に至ります。つまり、動画を見ればみるほど加入する価値は上がり、時給が高いほど加入する価値があがるということです。

【素材1】自分の労働価値

続いて、自分の労働価値を計算の素材にします。アルバイトの場合は、時給から、分給→秒給をだして、自分が一秒にいくら稼いでいるかを計算してみましょう。

※計算表に時給→秒給を自動計算するように組み立てました。

【素材2】広告を見ている時間

そして最後に広告を見ている時間をざっくり出します。10分の動画を見る場合、動画を再生する最初と最後に15秒ずつスキップ不可の広告が再生されると仮定します。その場合、1動画に対して約30秒の広告を視聴すると仮定しましょう。ざっくりですが、これで計算していきます。

※計算表も同様の仮定で計算を行うようにしました。

では計算式を組み立てていきます。

まずは計算しやすくするために、「秒給」を出す。

時給1000円の場合、それを60で割れば、分給。更にまた60で割れば秒給が計算できます。アルバイトでレジに立っていたとして、1秒にいくら稼いでいるかです。

時給から3600を割っても簡単に計算することができます。時給3600円の人がいれば、秒給1円です。そうやって考えると、以外と安いですよね。ちなみに時給1000円のアルバイトは約0.27円です。

次に一日に見る動画数から、そこで再生される「広告の秒数」を出す。

続いて一日に視聴する動画数から「広告に費やす秒数」を出していきます。先程の【素材2】でも言った通り、これはざっくり計算になります。

1日に5回動画再生する場合、1回に30秒程度広告を見ると仮定すると、150秒は広告に費やす計算になります。以外に少ないと感じます。しかし、それを1ヶ月続けると、なんと、4500秒(75分)にもなります。1時間以上広告を見ていると思うとゾッとしますよね。

そこから「広告を見ている時間で稼げたお金」を出す。

それでは最後に、2つの素材から結論を出していきましょう。

【素材1】秒給=0.27円

【素材2】一ヶ月に見る広告秒数=4500秒

【結論】広告を見ている時間に働いていたら1250円(0.27☓4500)稼ぐことができていた。

よって、YouTubeプレミアムに加入する価値が”ある”。

※もしここで、1180円より安い結論が出た場合は、YouTubeの視聴時間が短い(あるいは秒給が安価である)ため、プレミアムに加入する価値が”薄い”と結論付けることができます。広告オフ機能以外にも様々な価値があるため一概には言えませんが。

計算結果より、加入可否を検討する。

計算した結果、以外にも加入する価値があることがわかってきました。自分の労働時間と動画再生回数からはじき出された結論なので、なんとなくイメージが湧きやすいと思います。

最後に今までの計算をざっくり計算できる計算表をつくってみたので、使用してみてくださいね。

結果、時給1000円の人が、一日5回以上動画を再生するなら……。

もし、あなたが時給1000円以上で、YouTubeを一日5回以上再生しているのであれば、YouTubeプレミアムに入る価値が大いにあるといえます。

逆に再生回数が4回以下の方は加入しても、広告再生時間だけでは1180円分の価値を得ることが難しいと考えて良いでしょう。

計算表であなたのパターンを計算してみましょう!

今までのざっくり計算が簡単にできるよう、計算表を作ってみました。お試しあれ。

いかがでしょうか。

もし、計算表の修正点やアドバイス等が有りましたら、記事へのコメントやツイッター等でお気軽にお声掛け頂けますと嬉しいです。

さいごに

今回はYouTubeプレミアムに加入するべきかどうかを計算する『YouTubeプレミアム計算表』を作成したため、ご紹介しました。

現在、私は未加入ですが普通に加入したほうがお得だということが判明してしまいました。う~ん、数字にして改めて計算すると、加入の価値がありすぎる……。入っちゃおうかなあ……。家族と要相談です。

それではまた。

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