超簡単|自分でリノベ。リクシルの『エコカラットセルフ』を施工してみた【PR】

住友林業の家

住友林業の家を建て、2年以上が経ちました。2年点検も終えた我が家は、特に大きな問題や不満も無く、竣工時のままでした。引っ越してから変えたのはリビングのレイアウト(ダイニングテーブルやソファの位置)やカーペットの模様替えのみ。

我が家は、「落ち着くことができるよう」そして「飽きがこないよう」優しいデザイン中心にまとめたため、尖ったオリジナリティやこだわりが全面に出ないようなお家となっていました。

我が家に不満は無いのですが、SNSで「格好いいなあ」「魅力的だなあ」と思える、お家・インテリアのデザインが気になってきました。

でも普段の生活エリアは落ち着いたままにしておきたい。そんなときに出会ったのが、LIXILの「エコカラットセルフ」でした。簡単に施工できるのに、めちゃくちゃオシャレ。そして何より機能面でも優れている。

今回は、普段の生活にアクセントを入れつつ、機能面も優れたインテリア。DIY初心者の私でも簡単に施工できた『LIXILのエコカラットセルフ』をご紹介します。

当記事は『株式会社LIXIL』より商品をご提供いただき、記事を作成しております。

家造りの真っ最中に、エコカラットと出会う。

初めてエコカラットと出会ったのは住宅展示場を転々と周った日でした。とあるハウスメーカのモデルハウスで、勝手口のそばにエコカラットが設置されていました。その時は、「なんとなくおしゃれなタイルだなあ。」と思っていただけでしたが、スタッフの方が、「こちらは調湿・脱臭機能を持った壁材『エコカラット』です。デザインだけでなく機能面としてもオススメです。」と説明いただいたのを覚えています。

キッチンに直結した勝手口では、お野菜や土の匂いがするものです。しかし、エコカラットを設置することで、その匂い問題を解消してくれるとのこと。そんなおしゃれで機能的なアイテム、設置しない理由がない……!

当時は、つけたいな~と思いながらも、ハウスメーカー、間取り、予算等考えることがいっぱいあったので、優先順位を下げてしまいました。

新築時に取付ける気はあったかというと……。

いざ、新築時。メーカーを決め、間取りを決め、キッチン、トイレ等仕様のありとあらゆるものを決め……。とやっているうちに、あれよあれよと膨らむ予算。おしゃれなタイルももちろん選択肢にありましたが、生活に必須なポイントではなかったため、断念。

今となっては玄関にアクセント程度でいいので、クロスだけではなくタイルを貼ってみても良かったな。と思う日々です。でも、後悔しても仕方ありません。これが私の家なのですから。

住友林業で施工すると、費用はどうなるのか。

では、実際に住友林業でエコカラットを施工すると費用はどうなるのか、調査してみました。ネットで調べてみると、トイレの壁(1面)をエコカラットにする場合、70,000~80,000ほどの費用感だそう。

全体的なデザインや機能(上位互換のエコカラットプラスなど)を考慮すると、かなり大きな金額になる可能性もあります。

でも、エコカラットを施工したい。そんな気持ちは頭の片隅にありました。そんな要望に答えてくれる商品、『エコカラット”セルフ”』がお家に届くのは、お家を建てて2年後のことでした。

『エコカラットセルフ』がうちに届く。

箱には大きく書かれた『ECOCARAT SELF』の文字。焼き物なので、ずっしりと重いです。これでうちにもようやくエコカラットが施工されます。そう、DIYによって、エコカラットを施工するのです。

従来より、エコカラットを自分で施工する手段はありましたが、LIXILから発売されたエコカラットセルフはまさに『自分で施工。Let’s DIY!』を体現した商品となっています。

エコカラット、開封&中身チェック。

それでは、開封を。ダンボールに包まれているものの、超頑丈かつ安全に梱包されています。<取扱い上の注意>にあるように、慎重に取扱うことが必須です。割れてしまうので。

エコカラット本体は、内箱の中に入っています。説明書等を取り出した後、持ち手をペリペリっと立たせて持ち上げると本体のご登場です。

今回のエコカラットのパターン図。ブルーで幾何学調なデザイン。線がまっすぐタイルに沿って引かれているわけではなく、なんとなく柔らかなデザインとなっています。かわいい。他にもエコカラットセルフのデザインは多数用意されています。詳細は公式サイトをチェックしてみてください。

また、本体や取扱説明書の他に、「ベースシート」が同梱されています。こちらが、実際にエコカラットを貼り付けるためのシートです。

「エコカラットセルフ」の”コア”とも言えます。

重量感はなく、ちょっと厚めの厚紙というイメージ。今回は「1260」というサイズを選んでいるため、8枚入りでした。

ラスボス、エコカラットを内箱から取り出す。

そしてついにエコカラットを取り出しました。本体は重たいですが、ダンボールでしっかり守られているため、グッと引き出すことができました。梱包技術すごい。

横から見るとすでにエコカラットがお目見えしています。早くお目にかかりたいところですが、まずは取扱説明書から入念にチェックしていきましょう。

取扱説明書も同時にチェック。

取扱説明書は一冊。同梱部品から作業手順、使用上の注意点などが記載されています。また、一番後ろのページに保証書がついています。大切に保管してください。

同梱部品一覧です。

  • エコカラット本体(今回は8枚)
  • ベースシート(エコカラットと同数)
  • タッカー斜め打ち治具(ダンボール)
  • 説明書
  • パターン説明書

以上です。「タッカー斜め打ち治具」という謎のアイテムがありますが、作業時に必要となるキーアイテムです。後ほど説明します。

エコカラットセルフが施工可能な壁。

エコカラットセルフは合板、ボード下地に施工することが可能です。うちの場合は、トイレの壁に施工することにしました。コンクリート下地の場合には、施工不可です。

また、傾きのある壁や凹凸のある壁には施工不可です。気になる場合は、事前チェックを行ってください。

適用部位としては、リビング、書斎、寝室、玄関、廊下、トイレ、洗面台、キッチン等。家中のほとんどで施工可能です。

逆に不可能な場所は、野外、浴室、床、キッチンバックです。

施工前に用意しておく必要がある工具等について

エコカラットセルフは本体以外に用意する工具があります。

  • タッカー(とタッカー釘)

必須です。ベースシートを打ち込むためにタッカーが無いと作業不可能です。ネットでも、ホームセンターでも結構手軽に手に入れることが可能です。私も今回始めて購入をしました。

  • マスキングテープ

これもほぼ必須です。壁に直接印や文字を書ける場合は無くても施工可能かもしれません。なお、もし購入する場合は、なるべく粘着力の高いもの、そして太いものがオススメです。

うちにあった弱いマスキングテープは、壁からペリペリ剥がれ落ちて作業が難航しました。。。

  • メジャー、定規

メジャーは必要です。100円均一でも手軽に手に入ります。定規は家にあるもので対応。

  • ハンマー

今回以外に必要となったのがハンマーです。タッカーを初めて購入し使用したという背景もありますが、意外とタッカーが奥まで刺さってくれないときがありました。そんなときに登場するのがハンマーです。浮き上がってしまったタッカーを奥までたどり着かせてくれる頼もしい味方です。

  • ステーブルリムーバー

施工がうまくいけば、無くても大丈夫です。

  • 鉛筆消しゴム

お家にあるもので、なんとかなります。今回は、マスキングテープの上に書いたので、消しゴム不要で対応できました。

  • 水平器

あったほうがいいかもしれません。私の場合は、正確にすべての距離を測ることでなんとか対応しました。水平器があったほうがより正確な距離、位置を簡単に計測できます。

  • 手袋

計測やマスキングテープを使った作業の際は不要ですが、エコカラットを扱うときはあったほうが良いと思います。

  • 保護シート(新聞紙等。)

なんとなく床にしいておいたほうが良いです。ポロポロと粉が落ちるような仕様となってはいませんが、万が一エコカラットなどが手から滑り落ちたときに床を守ってくれると思います。

工具が揃ったら、作業場所の確保です。今回はトイレの壁に設置することにしましたが、いかんせん、狭い。トイレを開放し、廊下をメイン作業場所としました。では、施工していきましょう。

エコカラットセルフを自宅のトイレに施工していく。

施工の流れはこんな感じ。

  1. 取り付け位置の決定
  2. 取付け位置のマーキング
  3. 斜め打ち治具の組み立て、タッカーの取付け
  4. ベースシートの取付け
  5. エコカラットの取付け
  6. 完成

作業としては、全5工程。作業を終えた感想としては、2-4がほとんどメイン作業。ほとんどの時間は2-4に費やします。5は簡単かつとっても楽しい。という感じ。

施工前の現状と取り付け位置の確認。

今回施工するトイレはこんな感じ。THE普通。標準仕様でありつつも、住友林業クレストのおしゃれなシンクと手すりが嬉しい。

クロスは真っ白ではなく、布調のもの。ザラザラとた触感で、優しい印象です。(この素材感とても気に入っているのですが、マスキングテープがうまく張り付かず、大変苦労しました。)

ターゲットはトイレに入って右手、タオル掛の横です。便座に座って左手にあたります。反対側は手すりなどがあるため、こちらにしました。

自分が今までにしたDIYの経験値は……。

DIYの経験は”0″です。何もしたことがありません。唯一やったことがあるといえば、ニトリの家具を組み立てるとか、時計や絵を壁に付けるとかです。

工程としては、ほぼ1工程の作業しかやったことのない私でも、作業ができるのか……。では作業に取り掛かりましょう。

貼り付け位置のマーキングから順番に進める。

開始したのは15:30頃。まずは、マーキングを勧めていきます。取付位置の端をマーキングしていく工程です。

別に難しい工程ではありません。ただ、縦の高さがでるので、必要に応じて椅子などで安全に施工を進めてください。

高い……。まどより高い位置にマーキングとなります。身長170cmない私には到底手が届かない位置です。もちろん椅子を使用しました。

四箇所をうまくマーキングできたら、次はその4箇所を直線で結んでいきます。なお、写真をみて分かる通り、マスキングテープを補強しました。マスキングテープと壁の相性が悪く、ペリペリ剥がれ落ちて来るのです。

マスキングテープをぐるっと一周できれば、取付面のマーキングは完了です。マスキングテープがはがれてくるので、結構大変な作業でした。でも一人で十分施工可能です。

取付けイメージが少しだけ湧いてきました。

DIYしてる感がでてくるタッカーの登場。

ではタッカーの登場です。DCMのホームセンターで購入しました。ステーブルは100本付。これでガシャンガシャンベースシートを貼り付けていきます。

そしてこれが「斜め打ち治具」です。アニメのキャラクターのような容姿をしています。こいつを組み立てて、タッカーと合体させます。

完成。テープは不格好ですが、なんか格好いい。これでガシャンガシャンすることで、ステーブルを斜めに突き刺すように施工するようです。考えてあるなあ。

ベースシートを貼り付けていく。ここが一番の難所かも。

ベースシートを貼り付けていきます。マスキングテープから少し離した位置(5mm)に設置していきます。そしてベースシートとベースシートの間は10mm離して……。とかなり慎重に進める必要がある工程です。一人で施工する場合は、ずれる可能性があるのでよりゆっくり慎重に進めてください。

ベースシートに裏表は無いとのこと。重さも普通の厚紙程度です。これを壁に貼り付けていきます。

何枚かやってて気づいたのですが、マスキングテープで一度仮止めすると作業がとても楽になります。手で支えながらタッカーで止めるのは初心者には難しいかもしれません。最後にマスキングテープを剥がすのを忘れずに。

タッカーを指していると、もちろん失敗する時がある。

タッカーは写真の様に、失敗し浮き上がるときがあります。このままだと壁に密着して施工できていない為、大変危険です。ハンマーでゴンゴンして奥まで刺しきりましょう。

意外とキレイにに施工できたベースシート。

自分が思うよりもキレイに施工できました。ただし、結構マスキングテープから離れた位置になってしまいました。計測してみると、マスキングテープがちょっとだけ歪んでいたのが原因のよう。マーキングよりもベースシートとの距離感のほうが優先度の高い位置設定のため、ベースシート中心で再度設置位置を見積もる等しました。

それではここからが一番楽しいところです。エコカラットをペタペタと貼っていきます。楽しみ。

デザインは青中心で、白いラインが引かれてます。白のラインは細さが異なり、手で引いたようなデザインで、温かみを感じます。タイルですが、つやつやした感じではなく、ザラザラとした感触。これもまた、優しいデザインにつながっています。

裏面はこんな感じ。マグネットが4枚貼ってあるのみです。シンプル。これがベースシートに引っ付くことで、壁に設置できるよう算段ですね。

ペタペタとエコカラットを貼っていく。

それではペタペタ貼っていきます。エコカラットをベースシートに近づけると「スッ」と張り付きます。いままでの作業の苦労が吹っ飛ぶ気持ちよさ。下から順に貼り付けていきます。

剥がそうとしても、結構力を入れないと剥がれないような磁力があります。これなら落ちてくる心配もなさそうです。

パタパタと作業が進んでいきます。DIY初心者でも臆すること無く作業可能です。超簡単。隙間を開けないように調整しながら順番に丁寧に貼り付けていきます。

ついに一番上まで施工できました。マスキングテープをゆっくり丁寧に剥がして、作業完了です。お疲れ様でした。

DIY初心者でも、一人で最後までやりきった!

DIY初心者ですが、最後まで一人で施工をやりきることができました。感動。何もなかったトイレだったのに、高級感あふれる印象が出てきました。

本当に自分でやったとは思えない完成度。嬉しい。

便座に座って見るとこんな印象。格好良い。ザラザラとした質感は高級感あって良いです。タイルとタイルの間がピッタリ収まっているのもなんだかキレイです。

タイルと壁の隙間はほとんどありません。数ミリです。浮いている感じも感じられず、もとから壁にくっついているかの印象を受けます。

一人で施工した際の作業時間と注意点

今回は、DIY初心者の私一人でエコカラットセルフの施工をしました。作業時間としては、大体3時間ほど。15:30にはじめて18:30くらいに片付けまで完了できました。

ほとんどがベースシートを付けるまでの時間でした。初心者のため、タッカーを使うのもはじめてでしたので。

注意点としては、狭い空間で作業する際は、タッカーの音が響き渡るので、窓を開けて作業したほうがいいかもしれません。耳がキーンとします。

取り付けた後、家族の感想。

トイレに入ってもらうと、「格好いい。」「キレイ。」と言ってもらえました。良かった。頑張って作業したのが報われます。

インテリアとしては、見て楽しむだけでなく、調湿・防臭効果もあるため、トイレにはピッタリだと感じています。

施工後、2週間使ってみて。

施工後2週間、エコカラットセルフを設置して、環境が変わったのか検証していきます。

エコカラットとしての機能面では……。

消臭効果ですが、トイレに設置してあるベビーのおむつ用ゴミ箱を開けた後のニオイが若干短くなったような気がします。また、防臭ポットの香りもなんだか和やかになった気も。

防臭効果は、やっぱりあるように感じました。

幾何学模様のデザインは……。

とても気に入っています。もしこれがキレイにスット惹かれた線かつ、ツルツルテカテカデザインだったら、緊張してトイレが落ち着ける場所にならなくなっていたかもしれません。このカラーこのデザインで良かったです。

さいごに

今回は、DIY初心者でも簡単に施工できる機能的なインテリア『エコカラットセルフ』をご紹介しました。味気ない雰囲気のトイレにアクセントを入れ、高級感のある仕上がりとなります。とてもオススメです。

また、DIYに挑戦したことのない私でも簡単に取付けることができました。DIYの入門としても最適だと思います。詳細は公式サイトをチェックしてみてください。

それではまた。

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