名古屋駅から、地下鉄東山線で藤が丘行に乗り込んで約15分。高級住宅街や大きなマンションが立ち並ぶ池下・覚王山エリアにたどり着きます。都会の喧騒から逃れることができるゆとりある街です。街を見渡すとおしゃれなお店やカフェが立ち並び、目移りしてしまいます。
そんな池下で一際落ち着いた空間が徒歩5分にあります。古川美術館別館の和カフェ「数寄屋カフェ」です。

ただのカフェではありません。お茶会なども開かれている由緒正しきカフェなのです。
今回は、そんな都会の癒し空間である『古川美術館別館の数寄屋カフェ』をご紹介します。
豪華な和風建築にきれいな庭園がある「数寄屋カフェ」

まるで京都のような異空間が広がる数寄屋カフェ。数寄屋建築の内部にはアート作品等が飾ってあり、フラフラ歩くだけでも楽しいです。また、お庭の散策も可能。外から建物を拝見しても大変見ごたえがあります。格好いい。
屋内は基本的に写真撮影がNGとなっています。一部作品は撮影OKです。注意事項をよく守って回りましょう。
数寄屋カフェへのアクセス・行き方。

池下駅から徒歩5分程度でたどり着きます。車でお越しの際は、古川美術館の裏にある駐車場に車を停めることが可能です。

これが古川美術館の北側入り口。駐車場は6台程度駐車可能です。古川美術館から徒歩数分。坂を登ると別館である数寄屋カフェ、「爲三郎記念館」にたどり着きます。
営業時間は10時~17時。定休日は月曜日です。(最新情報はホームページにてご確認ください。)

入り口はこんな感じ。大きなお屋敷なので、見つけるのは簡単です。石垣をたどると看板と門に気付くことができると思います。

階段をのぼるとかっこよい玄関がお出迎え。ですが、玄関は展示スペースになっているため、入って右手から店内に入ります。売店と屋内見学の入り口があります。とても丁寧なスタッフの方がいつもいらっしゃるので、内部見学とカフェの利用であることを伝え、チケットを購入します。
数寄屋カフェでお茶をいただく。

ではお茶をいただきましょう。数寄屋カフェの面白いところは、お屋敷の好きな場所でお茶ができること。席がいたるところに設置されているため、自分で好きな席を選んで呼び鈴を押してオーダーします。

今回はお庭の見える席でいただくことに。こんなきれいなお庭を見ながらお茶できるなんて、至福の一時です。
和菓子以外にも色々選べるメニューがある。

お菓子は
- 季節の上生菓子
- 夢寿夢寿(むじゅむじゅ)
- ひと口サイズのチョコレートケーキ&ラングドシャ
- アイスクリーム(抹茶・ほうじ茶・バニラ・マンゴー)※ベルヘラルドの高級アイス
の中から選ぶことができました。
また、飲み物は
- 抹茶
- ほうじ茶
- 珈琲
- 紅茶
- 緑茶
- りんごジュース
の中から選ぶことができました。
その他に、あん珈琲、甘酒、ぜんざいも選択可能。(※どれも来館当時の情報です。詳細はホームページなどでご確認してみてください。)

和菓子やその他スイーツの説明もありました。季節限定の生菓子は全制覇してみたいものばかり。
季節の上生菓子とほうじ茶のセット

優しい味わいの上生菓子とこれまた優しほうじ茶のセットです。とても上品な味わいで、ほっと一息付くことができます。

ちなみにお椀も大変雅なもので提供されます。趣深い。
寒い時期にはぜんざいもおすすめ。

ぜんざいも体を温めてくれるため、おすすめです。和やらかいお餅に甘いツユをまとわせながら食べると大変に美味です。

こちらもきれいなお椀に入っていました。ひょうたんの形をした箸置きもかっこよいです。
お茶の後はお庭を散策する。

屋内の展示を見て回り、お茶も済ませたところで、お庭の散策に行きます。お庭は一度カフェの外にでて、向かいます。簡単な案内があるので、分かります。
隅々まで丁寧に管理されている。まさに”御屋敷”

お庭は沢山の木や草花が植えられており、どれもとても丁寧に管理されていることがわかります。そして何より、お店とお庭がとてもマッチしている。かっこよい。

どこから見ても絵になるようなお庭です。雨の日は足を滑らさないようにお気をつけください。

またお庭には小さな川も。水の流れる音もゆっくりと楽しめる、そんな素敵なお庭でした。
さいごに

今回は、古川美術館別館の和カフェ「数寄屋カフェ」をご紹介しました。都会の喧騒から逃れられる癒し空間。ぜひ一度訪れてみてください。お茶とお菓子で一服するだけでは勿体無い雅で上品な空間が待っています。
それではまた。
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